1.[TINサーフェス]メニューの[TINの編集]機能を強化しました。[TINの修正・編集]となり、概要は次の通りです。
・TIN編集画面:境界エッジに加え、裏面を色表現し反転状況の確認可。メイン3Dビュー画面と同様のマウス操作が可
・プロパティ表示:面数・頂点数・最大最小座標値・表面積・平面積等をテーブル表示(編集前後)
・TIN解析:リージョン数・穴数、鉛直面数、極小面数等を解析し、テーブルおよびハイライト表示
・頂点マージ:重複頂点を解消し、複数あるリージョンを単一化、また許容誤差を指定して極小面を除去
・選択削除:鉛直面を一括選択し削除可能 (TIN解析後)
・エッジスワップ:スワップ後に裏面とならない処置
・面反転:選択した面を反転
・デシメート:指定した比率による形状変化を抑えた三角面数の低減
・ブレークライン追加:TINへ線分、ポリラインを追加し、法肩・法尻・稜線を表現
・領域切出し:任意のポリゴン領域でTINの切出しと切抜き
2.[図形]メニューに[ポリライン]を追加しました。
点群上で座標参照してポリラインを作成可。ポリラインを閉じるオプションあり。
[TINの修正・編集]でのブレークライン追加の機能に、点群から参照したポリラインを設定可能。
3.メニューに[ユーティリティー]を追加し、[TINの領域で点群を非表示]の機能を追加しました。
現況点群と計画TINサーフェスを統合している場合、点群でTINが隠れるため、一時的にTINの領域で点群を非表示にする機能を追加。
4.段彩表現のカラースケールのサイズを指定できるようにしました。
4K等高解像度のモニターでは、現状のカラースケールのサイズが大きすぎるため、設定時にハーフサイズを指定できるようにし、カラースケールのプロパティからも任意に変更ができるようにしました。
5.その他、軽微な修正・調整を加えました。